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​論理少女

つじ要著 講談社 全5巻

「論理的に話しなさい!」が口癖の少女・芝 いつき。
彼女が住む津隠(つがくし)市では、地域ぐるみで「津隠問答」という頭脳ゲームがおこなわれている。
「津隠問答」とは、禅問答から派生した頭脳ゲームで、その場にあるものでゲームを作り、互いに出し合うというもの。
津隠中学校では「津隠問答」が大流行。

どんなことでも「津隠問答」で勝負をつける。

そんな中学校に転校してきた少年・若野 祐は、何も知らないままカモにされ、ゲームに負けて金品を奪われてしまう。
そこへあらわれるのが芝 いつき。

彼女はこの中学校の生徒会長をしており、ゲームを悪用して他の生徒を苦しめる生徒をゲームでこらしめるのだ。

ゲームのジャンルは様々だが、数学を使ったものが多い。

たとえば、トランプで作った「数字の橋」という問題がある。
スタートの1からゴールのJOKERまで、トランプの「飛び石」を渡り、ゴールにたどり着けば勝ち。

ただしこの石はある法則に法則に基づいており、それ以外の石を踏むとアウトとなる。

(Jは11、Qは12、Kは13を表す)

 

ヒント

最初は1・1・2・3。次は4、5、6のどれか。さて、この数字の並びにはどんな法則が?

解答

最初の1、1、2、3で、2以降の次の数が前のふたつの数の和になっているのがわかるだろうか。
1+1=2
1+2=3
ということは、その次は2+3=5、
その次は5+3=8
その次は5+8=13
というわけで答えは1、1、2、3、5、8、K、Jokerとなる。
こんな数列のことを「フィボナッチ数列」という。

ただ、『論理少女』に登場するのはこんな数学の王道の問題だけではない。
時には、問題のスキを突いたイカサマじみたやり方が正解の場合もある。

 

いつきは堂々と胸を張って言う。
「論理はこの世の何よりも正しいのよ。敵に論理のスキがあればそこを突くのは当然!!」

 

小気味のいいストーリーを楽しむのもよし。
登場する問題をきちんとクリアしていくもよし。

 

読み終えたあなたには、「論理的に」考えるクセが付いているかも?
 

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