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基本テクニック③

反復練習


反復練習が大事だと、よく言われます。

ただ同じことばかり繰り返していては飽きてしまうものです。
本当に学力が伸びるのかどうか、疑問に感じている人も少なくないでしょう。
そこで今回は、飽きない方法と、反復練習の効果を説明していきます。

1) 時間を計って緊張感を得よう
2) 「量」が「質」に変わるとき

数学が得意な人は、計算が速くて正確です。
計算力は、論理的な思考力と、お互いに手助けする関係にもあります。

 


1) 時間を計って緊張感を得よう

百マス計算をするときは、必ず時間を計ってください。
小学校低学年の内容であっても、時間を区切るだけで別物になります。

だらだらと計算しても、気が抜けてしまうだけです。
時間に追われる緊張感が、集中力を高めます。

最初の目安は2分以内です。


慣れてきたら、先生など周りの大人とタイムを競ってみるのもいいでしょう。
大人をライバルにすると、子供は成長します。


2) 「量」が「質」に変わるとき

反復練習を続けていると、やがて飛躍の時期が訪れます。
今まで出来ていたことを、より速く正確に出来るようになります。

しかし、飛躍を経験したことが無ければ、反復の効果を疑うのは当たり前の話。
反復練習は、最初の飛躍が来るまでが一番しんどいのです。

そこで回数を示します。

最初の飛躍が訪れるまでの目安は100回です。
毎日1回ずつ、およそ3ヶ月ほど続ければ、最初の飛躍が訪れます。



要点

反復練習は、やればやるほど洗練されていきます。
やっていることが上手くなるだけではありません。

やがて継続する習慣が身について、効率が加速していきます。

効率が高まれば、それだけ多くのことが出来るので、

興味のあることに時間を使う余裕も出てくるでしょう。
誰にでも出来ることを、誰よりも出来る人こそ、優秀で個性的なのです.

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