top of page

基本テクニック④

健康管理3つのテクニック

授業中に眠くなってしまうことはありませんか?
朝早く目を覚ますのがしんどいことはありませんか?
最初に言っておきます。それは当然のことなのです。

これまで、考え方、姿勢、反復のテクニックを紹介してきました。
しかし学習において、もっとも大切なことは、健康管理です。
体調を整える3つのテクニックを紹介しましょう。

1) 眠れない夜は目を閉じて
2) 水分補給を欠かさずに
3) ストレス解消は深呼吸から

そもそも成長期というものは、成長にエネルギーを使うので、眠くなって当たり前。
脳はエネルギーの消費が激しいので、糖分だけでなく、休養も必要です。


1) 眠れない夜は目を閉じて

つい夜更かしをしてしまうことはありませんか?
眠ろうとしても、なかなか眠れないことは多いものです。
特に、大事なことが控えている前の日は、気持ちが落ち着かないでしょう。

そこで、目を閉じて横たわりましょう。できれば部屋の明かりは消してください。
意識があっても大丈夫です。目を閉じて横になるだけで、脳は休めます。

きちんと眠って、すっきりした頭で授業を受けましょう。


2) 水分補給を欠かさずに

きちんと朝ごはんを食べようと言われても、朝は眠いし、食欲もない。
そんなときは、コップ一杯の水を飲むだけでかまいません。

普段からミネラルウォーターを買っておいて、飲むときはお湯で薄めましょう。
冷たい水は、かえって胃もたれすることがあるので、ぬるい水を飲んでください。
目安は1日2リットルですが、あまり神経質にならなくていいです。

人間は寝ているときに、意外と多くの水分を失っています。

水分が足りないと、脳神経の伝達も鈍くなるので、こまめに水を飲みましょう。
野菜が苦手でなければ、ビタミンなども豊富な野菜ジュースがおすすめですよ。


3) ストレス解消は深呼吸から

心と体は、切り離せないものです。
体をリラックスさせて、心を落ち着かせましょう。

まずは深呼吸をしてみます。ゆっくりと、深く息を吸い込んでください。

手を組んで、大きく伸びをしましょう。
指と指の間を、軽く揉んでみましょう。

 

ある程度のストレス(緊張感)は、集中するために必要ですが、大きすぎるストレスは心にも体にも良くありません。
こまめに体をほぐして、少しでも楽になってください。


かつて受験生の間では「四当五落」というデマが飛び交っていました。
「一日の睡眠時間が4時間なら合格、5時間なら不合格」という意味ですが、それは勉強が苦手な人の発想です。

疲れきった頭で10時間勉強するよりも、すっきりした頭で1時間勉強する方が、学力は高くなります。
普段からきちんと睡眠を取っている人は、どうしても無理しなければならないときにも、集中して頑張れます。
 

bottom of page